目次
【EBSの役割(コスト最適化)】
🔍 1. 結論
💎 一言でいうと Amazon EBS のコスト最適化は、「使っていない(アタッチされていない)ボリュームを消すこと」「古いスナップショットをDLMで自動削除すること」「安価なHDDタイプ(st1/sc1)へのダウングレード」 の3本柱です。
- EC2を削除しても、設定によってはEBSだけが「未接続(Available)」のまま残り、毎月課金され続ける(ゾンビボリューム)。
- 永久に増え続けるスナップショット(S3に保存され課金される)にライフサイクルをつける。
📈 2. SAAで出やすいポイント
- ボリュームタイプの最適化:
- SSD(gp3)から、より安いHDD(st1: スループット最適化、sc1: コールドHDD)へ変更することで、アクセス頻度が低いデータの保存コストを削減できます。EBSボリュームのタイプ変更は、サーバーを止めることなく(オンラインで)可能です。
- 未アタッチボリュームの発見と削除: EC2インスタンスを終了(Terminate)する際、デフォルトではルートボリュームは削除されますが、追加のアタッチされたボリュームは削除されません。AWS Trusted Advisor や AWS Config を使って未接続のEBSを見つけ出して削除(またはスナップショット化してEBSは削除)するのがコスト削減の鉄板です。
- Data Lifecycle Manager (DLM): EBSスナップショットの取得だけでなく、「30日経過したスナップショットは自動で削除する」 というポリシーを設定できます。これで「昔のバックアップのせいでストレージ代が膨れ上がる」のを防ぎます。
- EBSスナップショットアーカイブ: 滅多に復元しないが消せないスナップショットを「アーカイブ層」に移動させ、保存コストを最大75%削減できます(復元には時間がかかります)。
🗝 3. キーワードでの判断
| 問題文のキーワード | 疑うアプローチ |
|---|---|
| 🗑️ 「EC2は削除したのにAWSの請求が減らない」「使っていないストレージ」 | 未アタッチ(Available)のEBSボリュームを見つけて削除する |
| 💰 「アクセス頻度が低く、安価に大容量データを保存したい(EC2からアクセス)」 | EBS Cold HDD (sc1) に変更する |
| 🔄 「増え続けるEBSバックアップのコストを自動で管理したい」 | Data Lifecycle Manager (DLM) で保持期間を設定 |
⚠️ 4. ひっかけポイント
🚫 よくある誤答パターン – 「EBSにS3ライフサイクルポリシーを適用して安くする」 → S3のライフサイクルポリシーをEBSに直接かけることはできません。EBSのバックアップ管理は専用の Data Lifecycle Manager (DLM) または AWS Backup を使います。 – 「EBSの容量をオンラインで縮小(シュリンク)する」 → ひっかけです。EBSの容量は「増やす(拡張)」ことは無停止で可能ですが、「減らす(縮小)」ことはできません。減らしたい場合は、小さなEBSを新しく作ってOSレベルでデータをコピーし直す必要があります。
💡 5. 覚え方
🧠 暗記ショートカット – 未アタッチのEBS = 「解約し忘れたサブスク」。使っていないのにお金だけ吸い取られるので、Trusted Advisor(家計簿アプリ)で見つけて即解約(削除)する。 – EBSの縮小 = 「不可」。太ること(拡張)は簡単だが、痩せること(縮小)はできない。
📚 6. 関連サービス
| アイコン | サービス名 | コスト最適化における連携 |
|---|---|---|
| 🪣 | Amazon S3 | EBSスナップショットの実態が保存される場所。保存料はS3の料金体系に近い |
| 🕵️ | AWS Trusted Advisor | 「アタッチされていないEBSボリューム」を警告付きで教えてくれる優秀なコンサルタント |
🗒️ 7. Obsidian管理メモ
- 見返すタイミング: ストレージのコスト削減、Trusted Advisorのベストプラクティス学習時
- 関連ノート候補:
AWS_SAA_EBS_Volume_Types,AWS_SAA_DLM
8. HTMLファイル名:
AWS_コスト最適化設計_EBS.html