【Auroraの役割(耐障害性と高可用性)】
目次
🔍 1. 結論
💎 一言でいうと Amazon Aurora は、従来のRDSと比べて 「最初から圧倒的な弾力性(耐障害性)」 を持つように再設計されたデータベースです。ストレージ層がコンピュート層から分離されており、3つのAZにまたがって自動的に6つのデータコピー が作成されます。
- EC2(コンピュート)が落ちてもストレージは生き残り、フェイルオーバーが通常のRDSよりも劇的に速い(数十秒)。
- リージョン間のDR(災害復旧)には Aurora Global Database が最強のカードとなる。
📈 2. SAAで出やすいポイント
- 自己修復型のストレージ: 3つのAZにそれぞれ2つずつ、計6つのデータコピーを持ちます。最大で2つのデータコピーが失われても読み書きができ、最大3つが失われても読み取りが可能です。ディスクに障害が起きると自動的にバックグラウンドで修復(ピアツーピア修復)されます。
- Aurora Global Database: 1つのプライマリリージョンから、最大5つのセカンダリリージョンへ 通常1秒未満の遅延(超低レイテンシ) でデータをレプリケーションします。リージョン全体がダウンしても、1分以内に別のリージョンをプライマリに昇格(RTO: 復旧時間が極めて短い)できます。
- Aurora Serverless: トラフィックが予測不可能な場合、サーバーのキャパシティ(ACU)を自動的にスケールアップ・ダウンさせる機能。DBのキャパシティ枯渇による障害を防ぎます。
🗝 3. キーワードでの判断
| 問題文のキーワード | 疑う機能・サービス |
|---|---|
| 🛡️ 「3つのAZに6つのデータコピー」「自己修復ストレージ」 | Amazon Aurora |
| 🌍 「リージョン障害時に1分未満(RTO)でDBを別リージョンで復旧させたい」 | Aurora Global Database |
| ⚡ 「予測不可能なスパイク負荷に耐えるDB(RDB)」 | Aurora Serverless |
| ⏱️ 「RDSよりもフェイルオーバー時間を短くしたい」 | Amazon Aurora |
⚠️ 4. ひっかけポイント
🚫 よくある誤答パターン – 「AuroraのストレージをマルチAZにする設定を有効化する」 → ひっかけです。Auroraはデフォルトでストレージが3AZにまたがっているため、「ストレージのマルチAZ化」という設定ボタンはありません(コンピュートインスタンスの追加は必要です)。 – 「Aurora Global Databaseで両方のリージョンから書き込みを行う」 → Global Database は「1つのマスター(書込)と複数リージョンのリードレプリカ(読込)」構成です。アクティブ-アクティブ(どこでも書込可能)にしたい場合は DynamoDB グローバルテーブル を選びます。
💡 5. 覚え方
🧠 暗記ショートカット – Auroraのストレージ = 「不死身の6分身」。3つの部屋(AZ)に2人ずつ散らばっており、何人か倒れても勝手に復活する。 – Global Database = 「超光速コピー機」。アメリカで書いた書類が1秒以内に東京にも届いている。
📚 6. 関連サービス
| アイコン | サービス名 | Auroraとの関連・違い |
|---|---|---|
| 🐘 | Amazon RDS | Auroraよりフェイルオーバーが遅く、データのコピーはMulti-AZの1つ(スタンバイ)のみ |
| 📦 | Amazon DynamoDB | 同じくマルチリージョン対応だが、NoSQLであり「双方向書き込み」が得意 |
🗒️ 7. Obsidian管理メモ
- 見返すタイミング: データベースのRTO/RPO要件、マルチリージョンDBの設計時
- 関連ノート候補:
AWS_SAA_Aurora_vs_RDS,AWS_SAA_Global_Database
8. HTMLファイル名:
AWS_弾力性設計_Aurora.html