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✨ Windows デスクトップアプリ版
はじめてのWork設定は、
安全な範囲からはじめよう。
PC内の必要なフォルダーだけを安全に扱わせ、資料・Word・Excel・HTMLなどの成果物を作れる状態にする。それがこのマニュアルの目的です。
🎯 対象:初めて設定する人・研修用
🧭 方針:まず「承認を求める」から
⏱ 設定目安 15〜20分
🎯
このマニュアルの目的
初めてWorkを使う人が、PC内の必要なフォルダーだけを安全に扱わせ、資料・Word・Excel・HTMLなどの成果物を作れる状態にすること。
👥
対象
ChatGPT Workを初めて設定する人/研修で画面を一緒に確認する人。
🧭
基本方針
最初は「承認を求める」を使う。フルアクセス・自動レビュー・強力なPC操作機能は、必要になってから有効にする。
設定項目は、利用プラン、アプリのバージョン、組織の管理方針、段階的な提供状況によって表示されないことがあります。項目が見当たらない場合は、操作を間違えたと決めつけず、「見つからない場合」のタブを確認してください。
このガイドの読み方
上のタブ、またはこのカードから、読みたい章に直接移動できます。
最初に知っておくこと
Web版とデスクトップ版の違い
このマニュアルの中心は、WindowsのChatGPTデスクトップアプリで動く「ローカルWork」です。ローカルWorkは、許可した範囲でPC内のファイルやアプリを扱えます。
ブラウザで開くWeb版Workはクラウド上で動き、PC内のフォルダー、インストール済みアプリ、開いているローカルブラウザのタブを直接読むことはできません。Web版では、アップロード、プロジェクト、Library、連携アプリなどを通じて資料を渡します。
| 項目 | ローカルWork(デスクトップアプリ) | Web版Work(クラウド) |
|---|---|---|
| 動作する場所 | あなたのPC上 | クラウド上 |
| PC内のファイル・アプリ | 許可した範囲で扱える | 直接は扱えない |
| ローカルブラウザのタブ | 連携設定次第で関わる場合がある | 直接は読めない |
| 資料の渡し方 | 作業フォルダーを直接指定 | アップロード/プロジェクト/Library/連携アプリ |
設定画面を開く共通手順
1ChatGPTデスクトップアプリを起動します。
2左上のモード切替で「Work」を選びます。
3Windowsでは Ctrl+,(カンマ) を押します。これが最も確実な設定画面の開き方です。
4ショートカットが使えない場合は、アプリのメニューまたは左下のプロフィールアイコンから「設定/Settings」を開きます。
画面上の目印:設定画面の左側に「一般」「パーソナライズ」「データ管理」などの分類が並び、右側に選択した設定内容が表示されます。
おすすめ設定の完成形
先にゴールを見せます。以下がすべて揃っていれば、初期設定は完成です。詳しい手順は次の章で説明します。
| 項目 | おすすめ | どこにあるか |
|---|---|---|
| 権限モード | 承認を求める | 会話入力欄の下にある権限表示 |
| 自動レビュー | オフ | 設定 → 一般 → 権限 |
| フルアクセス | オフ | 設定 → 一般 → 権限 |
| ネットワークアクセス | オフ | 設定 → データ管理 → Work network access |
| 送信方法 | Ctrl+Enterで送信 | 設定 → 一般 |
| メモリ | オン | 設定 → パーソナライズ |
| カスタム指示 | 安全ルールを登録 | 設定 → パーソナライズ |
| ブラウザ承認 | 常に確認 | ブラウザ利用時の権限設定 |
| Computer Use | 当面オフ | 設定 → コンピューターの使用 |
| リモート接続 | 当面オフ | 設定 → 接続 |
設定手順
1
権限モードを「承認を求める」にする
進む場所Workの会話画面 → 入力欄の下側 → 権限表示
操作「承認を求める(Ask for approval)」を選びます。
理由指定したワークスペース内では通常作業を進め、そこから外に出る操作やインターネット利用などは、必要に応じて確認を出すためです。
確認入力欄の近くに「承認を求める」または同趣旨の表示が出ていれば完了です。
用語の読み替え:動画で「デフォルトの権限」と説明されているものが、現在の画面では「承認を求める」と表示されることがあります。公式説明では、通常の作業はこのモードから始めることが推奨されています。
2
自動レビューとフルアクセスを無効にする
進む場所Ctrl+, → 一般 → 権限(Permissions)
操作「自動レビュー(Auto-review)」と「フルアクセス(Full access)」をオフにします。
理由自動レビューは追加権限の確認を別のAIに任せます。フルアクセスはPC全体のファイル編集やネットワーク利用を承認なしで可能にします。初期段階では、操作範囲を自分で確認できる状態が適切です。
確認両方がオフでも「承認を求める」は使えます。設定内のスイッチは権限モードをメニューに追加するためのもので、会話中の選択そのものとは別です。
権限の違いを整理
flowchart LR
A["承認を求める\n(推奨・ここから開始)"] --> B["自動レビュー\n(慣れてから検討)"]
B --> C["フルアクセス\n(通常は使用しない)"]
style A fill:#EAFBF5,stroke:#3FAE8C,stroke-width:2px,color:#1F6E58
style B fill:#FFF7E0,stroke:#E8A93A,stroke-width:2px,color:#7A5A0E
style C fill:#FFE3E3,stroke:#E36767,stroke-width:2px,color:#8A2020
| モード | 動き | 初期利用の判断 |
|---|---|---|
| 承認を求める | ワークスペース内は作業し、範囲外は確認する | 推奨 |
| 自動レビュー | 追加アクセスを別のAIが審査する | 慣れてから検討 |
| フルアクセス | PC全体・ネットワークを広く利用できる | 通常は使用しない |
3
送信キーを安全な設定にする
進む場所Ctrl+, → 一般(General)
操作複数行の文章では Ctrl+Enter で送信する設定をオンにします。
理由Enterだけでは改行になり、音声入力した長文を途中で誤送信しにくくなります。
確認設定後、試しに入力欄でEnterを押して改行され、Ctrl+Enterで送信されることを確認します。
4
ネットワークアクセスをオフにする
進む場所Ctrl+, → データ管理(Data controls)→ Work network access
操作「パブリックインターネットへのアクセスを許可」をオフにします。
理由Workが実行するコードやコマンドによる外部通信を抑えるためです。Web検索、連携アプリ、クラウドブラウザには別の制御があります。この設定をオフにしても、通常のWeb検索まで一律に使えなくなるわけではありません。
5
カスタム指示に共通ルールを登録する
進む場所Ctrl+, → パーソナライズ(Personalization)→ カスタム指示
操作下の文章を貼り付けて保存します。
理由毎回同じ安全ルールと回答方針を指示しなくて済むためです。
カスタム指示に貼り付ける文章
回答は日本語で行ってください。
ファイルの作成・編集は、私が指定した作業フォルダー内だけで行ってください。
指定していないファイルは変更しないでください。
既存ファイルを上書き・削除・移動・大量に名称変更する前には、対象と内容を示して確認してください。
迷う点、不明な点、作業範囲が曖昧な点は、作業前に質問してください。
重要な判断や外部への送信・公開・購入・登録は、必ず私の確認を取ってください。
絶対に守らせたい案件固有ルールは、カスタム指示だけに頼らず、案件フォルダー内の
AGENTS.md や作業手順書にも残してください。メモリは補助的な記憶であり、必須ルールの唯一の保存場所には向きません。6
メモリを設定する
進む場所Ctrl+, → パーソナライズ → メモリ
操作通常のメモリをオンにします。連携ツール由来のメモリ設定が表示される場合は、最初はオフにします。
理由回答言語、文章の好み、よく行う作業などを次の会話へ引き継げます。一方、メールや外部アプリの情報まで広く記憶させる必要はありません。
確認Workの会話で
/memories と入力すると、その会話でメモリを使うか、今後の記憶に反映するかを調整できる場合があります。Work専用フォルダーを作る
権限設定と同じくらい重要なのが、Workに渡す作業場所を限定することです。デスクトップ全体やドキュメント全体ではなく、専用フォルダーを一つ作ります。
1エクスプローラーを開きます。
2ドキュメントなど、自分で管理しやすい場所に
ChatGPT_Work フォルダーを作ります。3その下に、研修資料、AI記事整理、日記校正など、目的別のフォルダーを作ります。
4Workで新しい作業を始めるとき、「既存のフォルダーを使用」などから今回使うフォルダーだけを指定します。
フォルダー例
- 📁 ChatGPT_Work
- 📂 研修資料
- 📂 AI記事整理
- 📂 日記校正
避ける指定:Cドライブ全体、ユーザーフォルダー全体、デスクトップ全体、ドキュメント全体、OneDrive全体を、最初から作業場所に指定しないでください。
ブラウザ・PC操作・リモート接続
ブラウザ
ブラウザ機能には、アプリ内ブラウザ、クラウドブラウザ、ローカルブラウザ連携などがあり、利用環境で表示が異なります。サイトへのアクセス許可が選べる場合は「常に確認(Always ask)」から始めます。
- 初めて訪問するサイトは確認させる。
- 購入、送信、公開、契約、金融取引などは必ず自分で最終確認する。
- パスワードや認証コードはチャット欄に書かず、専用のサインイン画面へ自分で入力する。
Computer Use
画面を見ながらマウス・キーボード操作を代行する強力な機能です。最初は無効のままにし、試す場合はコピーしたWordファイルや練習用フォルダーだけを使います。
① 読み取り・確認だけ
→
② 練習用ファイルへの入力
→
③ 保存前に内容確認
この順番で範囲を広げます。元に戻せない変更や業務システムの本番操作から始めないでください。
リモート接続
スマートフォンなどから、起動中のPC側Workへ指示する機能です。日常的な必要性が出るまではオフで構いません。
- 有効化する場合は、PCのロックを先に確認する。
- スマートフォンの生体認証を先に確認する。
- 紛失時の遠隔ロックを先に確認する。
見つからない場合の確認順
項目が見当たらないときは、上から順番に確認してください。
| 順 | 確認項目 | 確認内容 |
|---|---|---|
| 1 | デスクトップアプリか確認 | ブラウザ版ではローカルファイル用の権限設定が表示されないことがあります。 |
| 2 | Workを開いているか確認 | 通常のChat画面では、Work固有の設定や権限表示が出ないことがあります。 |
| 3 | アプリを更新 | 設定や機能が新しいバージョンだけに提供されている場合があります。 |
| 4 | 英語名でも探す | 一般=General、権限=Permissions、データ管理=Data controls、パーソナライズ=Personalizationです。 |
| 5 | プランと組織設定を確認 | 機能の提供状況や管理者ポリシーにより、項目が非表示・無効になることがあります。 |
| 6 | その項目は飛ばす | 見つからない機能を無理に有効化する必要はありません。現在表示されている安全設定だけで開始できます。 |
設定後の動作確認
設定が終わったら、重要な資料ではなく練習用フォルダーで確認します。
1
ChatGPT_Work の下に 練習用 フォルダーを作ります。2そのフォルダーをWorkの作業場所として指定します。
3「このフォルダーに test.txt を作り、本文に『動作確認完了』と書いてください」と指示します。
4指定フォルダーに test.txt が作成されたことを確認します。
5次に、指定外フォルダーへの操作を依頼したとき、確認が表示されることを確かめます。実際の変更は承認せず、キャンセルして構いません。
合格条件:専用フォルダー内ではファイルを作成でき、範囲外の操作では確認が表示されること。これが確認できれば、初期設定は完了です。
初期設定チェックリスト
- ✓WindowsデスクトップアプリでWorkを開いた
- ✓権限モードを「承認を求める」にした
- ✓自動レビューをオフにした
- ✓フルアクセスをオフにした
- ✓Ctrl+Enterで送信する設定にした
- ✓コマンドのパブリックインターネットアクセスをオフにした
- ✓カスタム指示に共通ルールを登録した
- ✓メモリをオンにした
- ✓Work専用フォルダーを作った
- ✓練習用フォルダーでファイル作成を確認した
- ✓ブラウザ、Computer Use、リモート接続は必要になるまでオフにした
研修で説明するときの短い言い方
「Workは、答えるだけでなく、ファイルを作ったり直したりできます。そのため、最初に“どこまで触ってよいか”を決めます。普段は専用フォルダーだけを渡し、外へ出るときは確認させます。フルアクセスは便利ですが、最初から使う必要はありません。まず安全な範囲で成果物を作れることを体験しましょう。」
公式情報
🔐 まずは「承認を求める」から。専用フォルダーだけを渡す。 ✨